招かれざる客!?海外から日本にやってきた害虫

危険な寄生虫のいるアフリカマイマイ

アフリカマイマイはその名の通り元々は東アフリカに棲息していたカタツムリで、その大きさは7~8センチと世界最大級です。食用として持ち込まれたものが野生化し、南西諸島や小笠原諸島などに分布しています。ほとんどあらゆる種類の植物を食べるため当然のことながら野菜も食害します。それだけでなく広東住血線虫の中間宿主でもあるため、アフリカマイマイが這った野菜を生で食べると好酸球性髄膜脳炎を発症する恐れがあるので気をつけましょう。

色々な樹木を食い荒らすアメリカシロヒトリ

アメリカシロヒトリは北米原産のガの一種で、第二次大戦後に米軍の物資に紛れて日本に入り込み、現在は国内に広く分布するに至っています。数百個もの卵を産み、幼虫はコナラやサクラなど様々な植物の葉を食べるので街路樹の害虫として知られています。糞によって木の周りが汚れてしまうこともあります。所謂毛虫ではありますが、毒性は低いので刺されたとしても大した問題はありません。70~80年代にかけては大発生することもありましたが、近年では減っています。

生態系への影響が大きいアルゼンチンアリ

南米原産のアリのアルゼンチンアリは、日本には輸入材木に紛れて入ってきたと推測されています。体こそ小さいものの非常に攻撃性が強いことで知られており、他のアリの巣を襲う習性があるため在来種のアリが滅ぼされてしまい、生態系に与える影響は非常に大きいです。また、人家の隙間に巣を作ることもあり、人に噛み付くこともあるので非常に困った存在ですね。殺虫剤などで駆除することは可能ですが根本的な解決方法は存在せず、今後の研究が待たれます。

害虫の中では、それほど大きくないシロアリですが、その被害は木造住宅を倒壊の危険に直面させるなど、非常に大きなものがあります。放っておくと、知らぬ間に被害が拡大することが多いため、発見後は速やかにシロアリ駆除を実施することが重要となります。しかし、柱の内部や床下に住み着くため、素人が手を出せるものでは到底ありません。定評ある専門業者に依頼するのが賢明です。